有価証券報告書を重視した経営

企業が事業活動をする上で重要となるのが経営資金の調達です。株式会社では、主に株式を発行して株主を募り、資金を調達するのがポピュラーな手法ですが、この自社の株式を各種証券取引所に上場すると、毎決算期ごとに所定フォームおよび定められた内容を網羅した有価証券報告書を提出する必要があります。株主やその他関係各所への正しい情報提供というのは上場会社としては義務とされています。これに違反すると、所定の処罰を受けることになります。常日頃から、不正な取引及び処理をしないような正当な経営を進めることが大事だと言えます。

私は電子部品メーカーに勤務しています。この業界も熾烈な競争を繰り広げており、計画的に資源を投入し、他社との差別化を図った経営戦略が求められます。こうした商品戦略を考えるとき、ネットでも公開されている有価証券報告書とその発表会で使用された解説書は貴重な情報源です。自社と他社の有価証券報告書を、項目毎に比較し自社のポジショニングを知る事は、戦略構築に置いては重要です。ユーザー訪問などで得られる個別の点の情報や、新製品発表で得られる情報を、この有価証券報告書で体系付けてみると、他社の経営戦略も何となく見えてくるものです。企業活動の結果が数値的にまとめられているのですから当然です。